国境なき子どもたち(KnK)は開発途上国のストリートチルドレンなど恵まれない青少年を支援するNGOです。東日本大震災発生以降は、岩手県における教育支援を開始しました。
国境なき子どもたち 岩手
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事務局長メッセージ

2011/03/14

子どもたち、パートナー団体、そしてすべての皆さまへ

私たちは、アジア各地のKnK活動国や欧米各国をはじめ、あらゆる国々から励ましのメッセージを受け取っています。カンボジアの「若者の家」の子どもたちからは「日本の皆さんのそばにいるよ」「日本のみんなを心配しているよ」というパネルを持った子どもたちの写真が送られてきました。バングラデシュのパートナー団体SUFからは、日本の支援に駆けつけると申し出を受けています。インドネシア、フィリピン、その他たくさんのKnKの仲間たちからもです。あたたかいメッセージを寄せてくださった方々に、深く感謝します。日本の私たちに寄り添ってくださる皆さまのお気持ちは、かけがえのないものです。

日本で被災した何千、何万の皆さまのために送られてきたこれらのメッセージは、以下のKnKのウェブサイトにてご覧いただけます。
応援メッセージ 
KnKは、世界中からのあたたかいメッセージを被災した方々へきっと送り届けます。

以下に、私たちKnKが日本および世界の皆さまと共有したいことを記しました。

KnKの今後の活動
KnKは医療やロジスティクスではなく、教育や子どものケアを専門とする団体です。その専門性を活かし、できる限り被災地の皆さまのお役に立ちたいとの思いで、3月16日ないしは17日より東北地方へニーズ調査に向かいます。
また、これまでKnKに協力してくださっていた被災地の学校、公民館や児童館、民間団体(ロータリークラブやソロプチミストを含め)等と連絡を取り、それらの団体や社会福祉協議会などとの協力のもと、被災地で支援を実施することを計画しています。子どもたちやその家族を預かり暖をとれるよう、子どものための仮設センターを設置する場所を特定し、最低でも3ヶ月のプロジェクトとして運営を続けていくことを想定しています。

地元の組織やNGO/NPOの中で、KnKの支援を必要とし、協力できる団体を選定したうえで、共に緊急援助を指揮する行政のもとで支援活動を実施します。また、ニュースレターやウェブサイトを通じ、あるいはパートナー団体などからのご寄付を募ってまいります。なお、すべての活動資金は、会計監査を受けウェブサイトにて公表するなどして透明性を保ちます。

KnKはこれまで「友情の5円玉キャンペーン」にご参加くださったすべての学校に呼びかけ、一致協力して支援活動を進めていきます。そして日本の子どもたちをはじめアジア各国の子どもたちが、大地震と大津波で被災した子どもたちに寄り添い、手を取り合って共に復興に向けて歩んでゆこうという気持ちを伝えてゆきます。

東京では
3月11日(金)には、私たちのオフィスでもすさまじい揺れを感じ、3度も避難しなければなりませんでした。今でも時折余震の揺れを感じます。電車と地下鉄は、現在は部分的には再開されてはいるものの、電力の供給は東京都内ならびに近郊で、計画停電が実施されています。これからも刻々と新たな情報が入ってくることと思われます。
関東北部(つまり東京の北部)で、3日以内に震度6レベルの大きな地震が40パーセントの確率で起こるであろうということが予測されています。私たちにも、原子力発電所の状況がきちんと把握され、コントロールできているのかどうか見えてきていません。(福島第一原子力発電所原子炉3号機は、本日3月14日11時05分に爆発しました。)

国境なき子どもたち(KnK)の国際的な活動について
全てのKnKの活動は、これまでの計画通り継続していきます。パキスタンでは、2005年の地震被災地では30の学校を建設し、昨年の夏の大洪水後には、約80校の仮設の学校を開設しました。4月初めから次のフェーズを開始する予定です。

バングラデシュでは、2007年11月に発生した大型サイクロン「シドル」被災地にて協同組合の設立を開始したところです。また、今夏には新たなストリートチルドレンのためのセンターを開設します。カンボジア、フィリピン、インドネシア、ビルマ(ミャンマー)そしてヨルダンの「若者の家」やユースセンターでは、通常の運営を継続します。私たちは、東ティモールで今年後半に新たなプロジェクトを立ち上げるため、現地調査に赴くことを引続き計画しています。また、今夏パレスチナでの支援活動をスタートさせようとしています。

ただひとつ、延期を決定したのは3月末に日本の少年少女二人をヨルダンへ派遣することが予定されていた「友情のレポーター」プロジェクトです。しかしながら、現在、この二人とこれまですべての「友情のレポーター」が中心となり、協力校と共に、東北地方太平洋沖地震・大津波で被災した子どもたちの支援のため、行動を起こそうとしています。

まもなく、日本に春が訪れようとしています。
日本各地で桜の花が咲きはじめるでしょう。
KnKの目標は、被災地でできる限りたくさんの子どものためのセンターを設置すること。
そしてできる限りたくさんの被災した子どもたちに、春の訪れを感じさせてあげることです。

末筆になりましたが、改めまして皆さまのご支援に深く感謝申し上げますとともに、今後ともあたたかく支えていただけますことを、心よりお願い申し上げます。

国境なき子どもたち(KnK)事務局長
ドミニク レギュイエ




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