国境なき子どもたち(KnK)は開発途上国のストリートチルドレンなど恵まれない青少年を支援するNGOです。東日本大震災発生以降は、岩手県における教育支援を開始しました。
国境なき子どもたち 岩手
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レシーブ!トス!スパイク!

2011/06/15


岩手県盛岡市で小学生バレーボールチームによる練習試合が行われました。
盛岡市の見前南小学校の男子チームと陸前高田市の小友バレーチーム(女子)です。小学生のバレーボールは男女区別なく対戦相手が男子になることもあるようです。監督によると「少し前までは女子のほうが強かったんですよ」ということでした。
午前中、本格的な合同練習から始まりました。監督は、厳しくも笑いを交えながら指導をしていました。教える相手が小学生であるため、言葉に気を使っているところはさすがです。
例えば、「腕と床が平行にならないとダメなのよ。わかる?平行の意味?こうよ、こうまっすぐ。床とまっすぐ。平行よ」という具合に、言葉をかみ砕いて工夫していました。


小学生とはいえ、各チームとも本格的な練習です。

これから練習試合が始ります。

僕のサーブを受けてみろ

よし!ブロックを越えたわ

あっ、今度はピンチ!

第一セットが終了
両チームの作戦会議

私たちが小友バレーチームと出会ったのは震災から2週間後、避難所に物資配給に行ったときでした。
地域のお母さんたちが避難所で食事の世話や掃除などを交替でしており、そこでたまたまお話を伺ったお母さんが小学生バレーボールチームの監督だったのです。監督は「本当は子どもたちに練習させたいですが、この状況では周りも目もあるし練習がやりにくいんです。そもそも今まで使っていた小学校体育館が被災して、ボールもユニフォームもなくなってしまいました。」
それを聞いたKnKスタッフが、「ボールとネットがあればどこかで練習できますか?」と質問したところ、「やります!」と即答してくれました。

次に訪れたときに私たちは約束のボールとネットを届けました。その後、試合に出るためにはユニフォームが必要だということも分かり、日本IBMとミズノのご協力によりユニフォームと練習着をプレゼントしました。これらは小友のバレーボールチームを通じて陸前高田市内の合計7チームに手渡されました。


さっそく新しい練習着を着て、ハイ、ポーズ!

盛岡市での練習試合は残念ながら小友バレーボールチームは負けてしまいました。監督に教わったことが頭では分かっているのに体がいうことをきかないことに、女子部員たちは悔しそうでした。
練習場所に不自由はあるけれど7月の県大会に向けて頑張ってほしいです。



試合には負けたけど、たくさん得るものがありました

現在、バレーボールチームは津波の被害でデコボコになってしまった体育館で練習をしています。学校の校庭や体育館は避難所や物資置き場などとして利用され、今の子どもたちには体育の授業はおろか体を思いっきり動かせる場所がないのが現状です。
KnKは、周辺の学校や地域の子どもたちが思いきり体を動かせることができるように、小友小学校体育館の復旧を行っています。

現在の体育館の様子
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