国境なき子どもたち(KnK)は開発途上国のストリートチルドレンなど恵まれない青少年を支援するNGOです。東日本大震災発生以降は、岩手県における教育支援を開始しました。
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大槌町学童の子どもたちと遠野へ遠足!

2011/08/10

私たちKnKは、震災直後から、一日でも早く学校生活が再開できるよう、教育委員会や学校と協力し、支援活動を行ってきました。
岩手県では、沿岸部の学校も4月中旬から徐々に再開し、そして7月末には夏休みを迎えることができました。
しかし、校庭や大きな広場には仮設住宅が建てられているため、子どもたちが体を動かし、遊ぶスペースはなかなかありません。こうした環境の変化が子どもたちのストレスとなることも考えられます。

そこでKnKは、子どもたちの遠足を支援することを計画し、先日、その第一弾として大槌町で学童遠足が実施されました。

今回遠足に行ったのは、普段町の学童に参加している小学校1年生から3年生までの14人。
そして引率の先生が5名、KnKから2名参加し、計21人となりました。

大きなリュックサックを背負って、バスに乗り込み、内陸にある遠野市の「遠野ふるさと村」を目指します。

 
ふるさと村、かやぶきの屋根や囲炉裏のある古家。中では、馬が飼われていました。

今日の目的は、そば打ちを体験すること、そして遠野の昔話を聞くことです。

まずはそば打ちから。

粉を混ぜ合わせ、水を加えてこね、平らに延ばし、細く切って、ゆでてもらったら、完成!

初めての体験に、子どもたちはとても喜んでいました。

作ったそばは、そのままお昼ご飯として頂きます。


みんなで協力して作ったそばは、やっぱりおいしい!

続いて、語り部のおばあさんから遠野に伝わる昔話を聞きました。 遠野は河童や座敷わらしなど、日本の妖怪や不思議な話の舞台としても有名な場所です。 おばあさんたちは小さいころから、このような話を聞いて育ったそうです。

「昔話には、単に怖い、不思議というだけでなく、そこに教訓が備わっています。学校に行く前から、ルールを自然に学ぶことができるんだよ」というおばあさんの言葉が印象的でした。

囲炉裏を囲んで話を聞く子どもたち

ふるさと村には、豊かな自然の中に、伝統的な家屋が並び、まさに昔話に出てくるようなどこか懐かしい風景が広がっています。 その様子を見て、一人の子が「ここは津波が来てないね。良かったね」と口にしていました。

被害の大きかった大槌町で暮らす子どもたちにとって、津波を完全に忘れ去るということは難しいことなのかもしれません。 しかし、この遠足が、参加してくれた子どもたちにとって、そして引率して下さった先生方にとっても、日常から少し離れて、体を動かし、心から楽しむことができる一日となればと願うばかりです。

KnKは、今後もこのような遠足を通じて、子どもたち、そしてご家族や周囲の大人の方々の息抜きや安らぎとなる時間を一緒に作り出していきたいと考えています。

 

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