国境なき子どもたち(KnK)は開発途上国のストリートチルドレンなど恵まれない青少年を支援するNGOです。東日本大震災発生以降は、岩手県における教育支援を開始しました。
国境なき子どもたち 岩手
TOP最新ニュース2011

陸前高田市の子どもたちへ居場所を!〜走る!KnK子どもセンター〜

2011/11/17
報告:KnK岩手調整員 東 洋平


改造が進む子どもセンター

現在KnKでは東日本大震災で被災した子どもたちへ「居場所」を提供できるよう、2台のバスを改造する「走る!KnK子どもセンター」というプロジェクトが進められています。

<震災後、環境の大きな変化>
2011年3月11日に発生した大地震により、東北沿岸部は大規模な被害を受けました。その大地震により引き起こされた津波は、多くの大切なものを奪い去りました。
沿岸部各地の多数の方が被災し、仮設住宅に移りました。その中には、2世帯、3世帯の大家族や受験生を含む子どもたちを抱える家族もいらっしゃいます。しかし、国や各自治体から提供される仮設住宅は、世帯の人数に関係なく3Kが最大であり、仮設住宅が緊急の対応として用意されたものであるとしても、決して十分な広さと言えないと感じています。

震災後各地の被災地を訪問する中で、陸前高田市教育委員会から子どもたちの学習スペースの確保が難しいという話をききました。また、「落ち着いて勉強できる学習スペースがほしい」「自分だけの時間が欲しい」という子どもたちの声も聞こえてきました。
提供された仮設住宅では、自分だけのスペースを見つけることも難しいケースもあります。また長期の避難所生活、慣れない仮設住宅での暮らし、震災で職を失いこれからの生活に見通しがつかないことなどのストレスにより、家庭内の雰囲気が以前と変わってしまったという悲しいケースもあります。

仮設団地の様子
場所によっては、集会場などを利用した学習会などを実施している市町村、自治体などもあります。しかし、集会場は比較的大きな仮設団地にしか備え付けられていないのが現状であり、また集会場があっても仮設内のコミュニティが新しく作られたばかりのため、うまく学習会などの活動につなげられないという話も耳にします。

<子どもセンターで快適なスペースを!>
このような状況を受け、陸前高田市教育委員会、自治会、そしてKnKを含む子ども支援を行っている団体は、できるだけ多くの子どもたちに支援の手が行き届くよう協力し、日々調整を行っております。

我々KnKではそのような子どもたちを支援するために、移動型子どもセンターとして利用できるよう2台のバスを改造中です。子どもたちが学習に集中できるよう快適なスペースを目指し、細かいところにも気を配っています。この「走る!KnK子どもセンター」の内容は随時Webでご報告していきます。

12月から陸前高田市でセンターを運行できるよう、現在準備を進めています。
一日でも早く子どもたちのもとへ届けられるよう、東京事務所、岩手事務所ともに全力で取り組んでまいりたいと思います。


バスの座席を取り払い、広いスペースを確保


本棚には友情のライブラリーで届いた本も置かれる予定

勉強机は折りたたむこともできる

陸前高田市のその他のニュースを読む

寄付する 資料請求 人材募集 KnKブログ 各種レポート
KnK岩手TOPインターネット寄付お問合せ資料請求よくある質問サイトマップリンクプライバシーポリシーKnKホームページ
認定NPO法人 国境なき子どもたち (KnK) 【事務局】 〒161-0033 東京都新宿区下落合4-3-22 Tel:03-6279-1126 Fax:03-6279-1127   ◇地図◇
Copyright © KnK Japan