国境なき子どもたち(KnK)は開発途上国のストリートチルドレンなど恵まれない青少年を支援するNGOです。東日本大震災発生以降は、岩手県における教育支援を開始しました。
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ファッションワークショップin東京!<前編>  

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2013/04/15
報告: KnK岩手スタッフ 鎌田 舞衣

岩手県釜石市の中学生を対象にしたインターンシップ型のファッションワークショップ「ファッション雑誌の源流をたどる!オシャレ発信の秘密を探る!」を3月下旬から4月上旬にかけて開催しました。

「子どもたちが将来に夢を持てない」という保護者や教育関係者からの声、そして自分の未来に対し「家が欲しい」「自分のスペースが欲しい」という現実的な願いが先行し、将来の夢を描きにくくなっている子どもたち――現地での活動をとおし、子どもたちを取り巻くこういった状況を確認した私たち国境なき子どもたち(KnK)は、彼らが自由に自己表現をできるイベント、子どもの関心分野での職業体験、また写真や映像ドキュメンタリー制作などの第一線で活躍する人たちとの交流を含むワークショップなど、子どもたちがのびのびと将来の夢を描くきっかけを提供する活動を行っています。

今回は、将来ファッション業界で働きたいと考えている子ども、出版業界で働きたいと考えている子、流行が誕生する秘密を知りたい子など、釜石市内に住む中学生女子6名が参加してくれました。もともとファッションに興味はあるものの、ファッションや流行を発信する雑誌がどのようにして自分たちの手に届くのか、あまり深くは考えたことがなかった彼女たち。日頃の疑問を解決すべく、また「憧れの職業」の現場を自分自身で体験すべく、このワークショップに参加したようです。

このワークショップは出版社ハースト婦人画報社さまの全面協力をいただくことで実施することができました。インターンシップ3日間のプログラムもハースト婦人画報社さまが特別に作成くださり、参加する子どもたちが限られた時間で多くを学び、経験できるようサポートしてくださいました。インターンシップ中に講師をしてくださったのは、さまざまなファッション分野で活躍している皆さまです。被災地の子どもたちの夢の後押しができればと、お忙しい中たくさんの方々がご協力くださいました。

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【ワークショップの日程】

◆1日目:インターンシップ@
 ・ハースト婦人画報社について
 ・編集長の仕事とは?
 ・雑誌ができるまで
 ・メイクアップ・アーティストの仕事とは?
◆2日目:インターンシップA
 ・国際文化理容美容専門学校(渋谷校)で着付け体験
 ・スタイリストの仕事とは?
 ・バイヤーの仕事とは?
 ・ELLE girl エディターによる原宿案内!
◆3日目:インターンシップB
 ・ルイ・ヴィトン・ジャパンの本社訪問
 ・編集部で実際にお手伝い!!
◆4日目以降:レポート作成
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3日間のインターンシップで多くのことを学んだ彼女たちですが、今回はそのほんの一部を写真と共にご紹介いたします。

◆1日目◆
ハースト婦人画報社社内で、貴重なお話をたくさん教えていただいた初日の様子をお届けします。

★編集長のお仕事について
編集長の仕事について、『25ans』の十河ひろ美編集長、『ELLE girl』の澄川恭子編集長がお話しくださいました。偉大な編集長方も自分と同様に幼い頃からオシャレに興味を持っていたと聞き、緊張がほぐれていったようでした。仕事についてお話を聞く中で、特に「編集長の仕事はオーケストラの指揮者に似ている」という十河編集長の言葉が印象に残ったようです。また、「なぜ『ELLE girl』は外国人モデルを起用するのか」という疑問を直接編集長へ質問し、驚くべき真実を教えていただきました。
 
  イヴ・ブゴン社長と十河編集長との一枚。
   
      雑誌1冊を任されている編集長の責任の重さ、オシャレへの情熱を持ち続けることの大切さを学びました!

★ハースト婦人画報社について
ハースト婦人画報社を代表する雑誌『婦人画報』は、1905年に創刊された日本の女性誌で最も古い歴史を持つ雑誌だそうです。その第1号(レプリカ)も手に取らせていただきました。歴史ある出版社でこれから3日間学ぶ決意を新たにする時間となりました。

    『婦人画報』第1号と最新号が夢のコラボ!第1号には、大隈重信さんからもお祝いの言葉が届いたそうです!

★メイクアップ・アーティストのお仕事
モデルや女優のメイクをすることがメイクアップ・アーティストの仕事と思っていましたが、入社したてのOLさんへ社会人として好感が持てるようなメイクを教えたり、美容学校のコンテストの審査員をしたりと、多くの場面でお仕事をされています。スライドを使って仕事の概要をお話しくださったあと、デモンストレーションまでしてくださいました。プロの技を盗もうと、彼女たちは片時も目を離さず見入っていました。

            この日は普段使っているメイク道具のほんの一部のみを見せていただきました。
            メイクアップデモンストレーションを見学し、実際にメイクもしていただきました!!


★雑誌ができるまで
1冊の雑誌が完成するには、なんと3ヵ月もの期間を要するそうです。月刊誌は毎月発売されるものなの
で、必然的に何冊もの雑誌を同時進行で編集していくことになります。多くの情報を集めて組み立てていくためには、常にいろんなものに興味を持つことが大切だと教わりました。また、どんなに確認作業をしても誤字が見つかる場合があると聞き、地道な作業が雑誌を支えているのだと気付いたようです。


 
編集作業で大切なのはいろんなことにアンテナを張って興味を持つこと!
         実際に使っている資料も見せてくださいました!

★撮影現場見学
彼女たちが最も興味を持っていたのが、この撮影現場見学でした。準備中の和やかな雰囲気とはうって変わって、撮影時は緊張感が漂っていました。撮影した写真をスタッフ全員で確認し、意見を出し合っている真剣な様子に、彼女たちも圧倒されていたようです。

                           夢にまで見た撮影現場の見学!
100枚撮影した写真の中から使われるのは1枚!その1枚を現場で選び、最高の雑誌が創り上げられていくのですね!

気になる続きは・・・ <後編>に続く!

<このワークショップはGive2Asia 東日本大震災復興支援基金 のご支援で開催いたしました。>


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