国境なき子どもたち(KnK)は開発途上国のストリートチルドレンなど恵まれない青少年を支援するNGOです。東日本大震災発生以降は、岩手県における教育支援を開始しました。
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地域拠点の再建に向けて(山田町田の浜地区)  

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2013/06/13
報告: KnK岩手スタッフ 東 洋平

国境なき子どもたち(KnK)では、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループより支援を受け、2012年4月の署名式を経て、同年9月(起工式)より岩手県下閉伊郡山田町の田の浜コミュニティセンターの建設を
行ってきました。

ついにその田の浜コミュニティセンターが完成し、4月18日に完成を祝って開所式が行われました。佐藤信逸山田町長や山田町役場職員の方々や大勢の田の浜地区住民の方々、今回多大なご支援をくださった
エマニュエル・プラット代表取締役社長をはじめとするLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループの皆様、KnKスタッフが参加し、盛大な会となりました。

   

震災前、田の浜地区では船越漁村センターという公民館があり、そちらで集会を開催したり、地域の伝統行事の練習を行ったりしていました。しかし、2011年3月の津波によりセンターは流されてしまい、その後に仮設の集会所が設置されたものの、集会や伝統芸能の練習を行う十分な広さもなく、地域の方々は新しいコミュニティセンターの完成を心待ちにしていました。

   
        左)高台に建てられた田の浜コミュニティセンター。窓からは美しい山田湾を臨むことができます。
     右)センター内にはホールや調理室、研修室などがあり、さまざまな目的に合わせて使うことができます。



田の浜コミュニティセンターは、船越漁村センターが備えていた集会場や伝統芸能の練習場という地域の人々をつなぐ役割だけでなく、ソーラー発電や発電機等、災害時に必要最低限の電力をまかなえる機能も持つ、地域の防災の要としての機能も兼ね備えています。
開所式では、船越小学校の六年生による地域に伝わる大漁を祝う歌や手踊り、老人会や女性部の皆様による踊り等を披露してくださいました 。中でも踊りの最中、 女性部の皆様が着ていた彩鮮やかな衣装は、震災前に地域の漁師の家庭で使っていた福来旗(ふらいき)で作ったものだそうです。福来旗は大漁を知らせる大漁旗としての意味だけでなく、漁に出る者、陸で待つ者双方の「守り神」の意味を持ち、船おろし祝(進水式)の時、親類縁者、取引先、漁仲間などが船主に贈る祝旗・祈旗として使われていた そうです。その福来旗で作った衣装をまとい、参列者 への感謝の意と復興への願いを込め熱のこもった素晴らしい踊りをご披露くださいました。

     
                  皆さんが着ている迫力ある衣装は、なんと全て大漁旗で作られています!

開所式の翌日、このコミュニティセンターの完成を待ちわびていた地元の婦人会の総会が行われました。調理室を使って一緒にお昼ごはんを作ったり、ステージで余興を行うなど、和気あいあいとした笑顔あふれる集まりだったそうです。こういったところにも、この地域コミュニティーの強さが現れていると感じます。

この田の浜コミュニティセンターは、住み慣れた土地を離れ、各仮設住宅へとバラバラになってしまった方々が再び集う場として役立つでしょう。コミュニティーがより力強く、そして末長く続くよう、KnKは切に願っております。

    <この事業はLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループのご支援により実施されました。>

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