国境なき子どもたち(KnK)は開発途上国のストリートチルドレンなど恵まれない青少年を支援するNGOです。東日本大震災発生以降は、岩手県における教育支援を開始しました。
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「僕らは子ども特派員!新聞ワークショップ2013 in 釜石」開催

 

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2013/09/18 
報告: KnK岩手スタッフ 鎌田舞衣

  東日本大震災復興支援財団 助成事業


被災地の子どもを対象にした新聞製作のワークショップ「僕らは子ども特派員!新聞ワークショップ2013 in 釜石」が8月7日(水)から9日(金)にかけて、岩手県釜石市で開催されました。

 「子どもたちが将来に夢を持てない」という保護者や教育関係者からの声、そして自分の未来に対し「家が欲しい」「自分のスペースが欲しい」という現実的な願いが先行し、将来の夢を描きにくくなっている子どもたち―現地での活動をとおし、子どもたちを取り巻くこういった状況を確認した国境なき子どもたち(KnK)は、彼らが自由に自己表現をできるイベント、子どもの関心分野での職業体験、また写真や映像ドキュメンタリー制作などの第一線で活躍する人たちとの交流を含むワークショップなど、子どもたちが自由に将来の夢を描くきっかけを提供する活動を行っています。

今回の新聞ワークショップの講師は、岩手日報釜石支局の皆さんです。子どもたちの家庭にも届く「岩手日報」を作っている一流の記者の方々に教えてもらうのは、子どもたちにとって大きな刺激となります。プロから新聞製作の技術や基本知識を学び、自分たちで記事を書き、最後には1枚の新聞を作り上げるワークショップです。「次回の文化祭で壁新聞製作の担当になるかもしれないから、技術を学んでおきたい!」という、釜石中学校の生徒18名が参加してくれました。


★Day1:新聞製作の基礎を学ぼう
まずは新聞の基礎を勉強しました。普段は新聞をほとんど読まないという子どもたち。知っている人や場所が載っていたり、あるいは近所なのに知らなかったことが載っていたりと、新聞の身近さを知ることができました。
また、実際に活躍されている記者の方の取材現場にも同行しました。話を聞き出すポイント、記事にするためには何を考えて取材するのかを、現場のプロから直接教わりました。

     

間近で見るプロのお仕事。自分たちの記者のつもりでメモ!!
取材に応じているのは、釜石市にボランティアで訪れていた拓殖大学の皆さんです!

取材先は事前アンケートで挙がっていた取材希望先から4ヵ所と、アポなし1ヵ所に決定。取材班に分かれ、いざアポ取りです。取材訪問の予約も、もちろん自分たちで取らなければなりません。念入りにメモを確認しても、なかなか電話をかける勇気がでませんでした。しかし、電話をかけてしまえば堂々たるもの!すべての班が、希望訪問先の取材予約を取ることができました。

     

実際に体験してみると、アポ取りの電話一本でも緊張〜!

取材先は、事前アンケートで挙がっていた取材希望先から4ヵ所と、アポなし1ヵ所に決定。取材班に分かれ、いざアポ取りです。取材訪問の予約も、もちろん自分たちでとりました。念入りに確認内容をメモしても、緊張して電話をかけるまでに時間がかかりました。が、電話をかけてしまえば堂々たるものです!すべての班が、希望先の取材予約を取ることが出来ました。


◆Day2:取材しに街へ飛び出そう◆
取材は、釜石市長班、釜石大観音班、渋谷109 in 釜石班、キッチンカー班、ポケモン列車(アポなし)班に分かれて行いました。昨日学んだことを思い出しながら、インタビューをしたり、写真を撮ったりしました。「話を聞くのに夢中でメモ取るの忘れてた〜!」「緊張して、詳しく聞けなかった・・」など、失敗しながらも全力で取り組んでいたようです。

         釜石の魅力を再発見したり、現在や未来を考えたり・・・素敵な出会いがたくさんありました!

「取材したらすぐに文字に書き起こす!」という記者の鉄則の元、すぐに記事作成に取り組みました。取材して得た内容の中でも、特に伝えたいことを取捨選択したり、読者の立場や記者独自の立場で「何を軸にして書くのか」を考えながら書きました。
     


◆Day3:さぁ、1枚の新聞にまとめよう◆
取材記事を仕上げ、いよいよ1枚の新聞にまとめる作業です。新聞には通常、記事の他に見出しや写真、新聞タイトルがあります。
まずは、過去の新聞記事を読んで見出しを考えるクイズで腕を磨き、効果的な見出しの付け方や種類、キーワードの見つけ方を学びました。その後、各班の記事に見出しを付けました。

     

見出しの中には「遊び見出し」というものがあるそうです。
見出しにダジャレを取り入れたり、逆さにしても同じ文になる回文にしてみたり・・・
参加した生徒のなかにも見出し付けの天才がいて、岩手日報の記者の方もびっくり!!


次に、新聞のタイトルを決めました。決定した新聞のタイトルは「未来日報」。「講師をしてくれた『岩手日報』さんと、アンケート調査で多かった『未来』というキーワードを合体させてみたい!」という、子どもたちのアイディアが採用されました。
記事を書き、見出しを付け、想いが詰まった新聞タイトルも決定しました。最後に、バラバラだった5つの班の記事を1つの新聞に張り付け、「未来日報」がついに完成しました!
   

完成品(仮)を手にして記念撮影。達成感がみんなの笑顔に現れています!!


完成した未来日報は8月17日(土)の岩手日報に掲載されました。「今の釜石を発信したい」という子どもたちの想いが多くの方に届いたことでしょう。気になる紙面はコチラ↓から(クリックすると拡大されます)!!
   

多大なご協力をくださった岩手日報釜石支局、本社の皆さまに深く御礼申し上げます。今後もKnKでは、子どもたちの夢の実現を応援してまいります。

           <この事業は東日本大震災復興支援財団のご支援で開催されました>



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